正藍染(しょうあいぞめ)とは、室町時代からはじまったとされる日本古来の藍染のことです。
すくもと灰汁を使い、
醗酵の作用で作った染め液を用いて染め上げた繊維は、
透き通るような藍染本来の美しい色を持っております。
また抗菌作用、紫外線予防、遠赤外線効果など、様々な効能を持ち合わせているといわれ、
染め液に浸しては洗い、
天日干しする工程を何度も繰り返して染め上げた繊維は
汗や洗濯にも強くなり、色移りの心配もございません。
このように美しく優れた性質をもっている正藍染ですが、
明治30年代以降、
合成藍や化学薬品を用いた藍建てが世界を席捲。
今やその存在は貴重なものとなってしまいました。
正藍染大青では、先人の知恵が生み出した正藍染が再び人々の生活の中に戻り、
親しまれる存在となる事を願い、
ひとつひとつ手作業で染めております。
これは編集画面用のサンプルです。
「プレビュー」から実際の見た目をご確認ください。